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大手衣料品メーカー・ワコールに密着!イノベーション戦略室の仕事とは?

新規事業, ワコール

「得意を活かして働く」「自分らしく働く」そうは思っても、そもそも世の中にどんな仕事があるのか、将来の選択肢を知らないと視野を広げることはできません。

ハタチのトビラでは、様々な社会人の働く姿をジョブシャドウイング(職業体験)として動画にまとめています。

今回は、株式会社ワコールのイノベーション戦略室で新規事業に携わる南さんの1日に密着しました。進化するデジタル技術を活用した多くのサービスが誕生していますが、その過程がどのようなものか、皆さんは想像できますか?

「イノベーション戦略室の仕事って営業職と何が違うの?」「ワコールが考える顧客体験の理想像は?」

お客様一人ひとりに最適かつ新しい顧客体験を届けたい、というワコールの想いから学んでみましょう!

 

動画視聴のポイント

  • イノベーション戦略室の仕事って?
  • この仕事のやりがいは?
  • ワコールの顧客体験の理想像は?

他にも、「ワコールに入社した理由は?」「AIの発展で人による接客はどう変わる?」など、ワコール社員が持つ価値観やこだわりに触れられる動画となっています!

 

自己紹介・イノベーション戦略室の仕事とは?(0:20~)

今回は、(株)ワコール イノベーション戦略室で、事業推進担当をされている南 智沙さんに密着しました!イノベーション戦略室は、「人が活きるデジタル」という考え方を軸とし、お客様の気持ちに寄り添った新しいデジタルサービスを生み出す部署です。

販売員による顧客への採寸を、3Dデジタル化したボディスキャナー「3D smart & try」や、アバターを通じ、からだや商品に関する相談ができる接客サービス「Ava.COUNSELINGパルレ」など、顧客のストレスフリーな体験を創っているそうです。

「イノベーション戦略室の仕事って?」「1日のスケジュールは?」

イノベーション戦略室”という先進的な部署が、ワコールで何を担っているのか、南さんから教えてもらいましょう!

 

顧客に寄り添ったサービスを創るためのポイントとは?(1:21~)

ワコール店舗に足を運んで、システムに関わる生の声を集めるのも、南さんの仕事の1つ。顧客が感じる“使いづらさ”を解消する施策を、実店舗で実行します。

大人気サービスである「3D smart & try pocket」も、インナーウェアの試着・購入時に感じるストレスを軽減するために生まれたものなんだとか。

「店舗での業務内容って?」「3D smart & try pocketってどんなサービス?」

顧客の体験価値(customer experience)を重要視するワコールの最新サービスに注目です。

 

南さんが今の仕事に辿り着くまで(3:08~)

社外での仕事が多いため、ミーティングまでカフェで個人タスク。

ワコール入社のきっかけになったのは、学生時代のご自身の原体験だそうです。南さんは、販売職として入社後、総合職としてのキャリアを形成されています。

「ワコールに入社した理由は?」「この仕事のやりがいは?」

お客様のリアルな声を反映する工夫についても教えていただきました!

 

新プロジェクトの社内打ち合わせ(4:32~)

事務所に移動し、新プロジェクト進捗確認のための打ち合わせへ。

3D smart & tryのリニューアルと併せて、さらにお客様に満足してもらえる新サービスについて検討されています!

「サービスを考える際のこだわりとは?」「新機能・リクエストシートって何?」

進化するワコールのデジタルサービスの構築過程に注目です!

 

ワコール社員が考えるデジタル×人の可能性とは?(6:07~)

戦略室長の篠塚さんは、ご自身の経験から、「身体を直接見て触るような、今の接客スタイルだけで、女性の気持ちを十分汲み取れているのか?満足いただけるのか?」という疑問を持たれたそうです。

商品だけでなく、体験までもパーソナライズしようとする姿勢から、大人気デジタルサービス3D smart & tryは誕生したんですね…!

「AIの発展で人による接客はどう変わる?」「顧客体験の理想像は?」

デジタル技術を駆使することで、お客様一人ひとりの「個」に寄り添うワコールの強い想いが伝わってくる一幕です。

 

南さんからのメッセージ(8:52~)

南さんにとって、“働く”とは、「自分の心を豊かにする活動」

自らが創ったサービスに関わる人の笑顔や幸せがエネルギーとなり、より質の高いサービスを創る原動力となる。仕事を通して心が満たされるサイクルをお持ちなんですね。

ハタチ世代に向けて温かいメッセージも頂きました!

 

ハタチのトビラ編集部より

南さんや篠塚さんのお話からは、「お客様一人ひとりの多様なスタイルに合う、最適化された体験を提供したい!」というワコールの会社としてのこだわりが伝わってきます。

画一的な美の基準値を示さないなど、「個」や「その人らしさ」を重要視する今の時代に合ったアプローチも多いと感じました。

ワコールのような、「個」の違いを尊重する考えを持つ会社では、社員のやりたいことを実現しやすい環境があるのではないでしょうか。南さんも、販売員からイノベーション戦略室へチャレンジしたいという希望を出し、自分らしいキャリアを築かれています。

企業理解をする際は、「個」や「その人らしさ」を重要視しているか?という観点も、是非取り入れてみてくださいね!