新卒で大手総合商社へ入社して感じた違和感とは?
育児との両立をしながら、企業の理念や想いを訴求するメディアForbes JAPN CAREERで、企画・編集・カスタマーサクセスの仕事をする梅田さん。
ファーストキャリアは人気の大手総合商社へ入社しながらも、違和感を感じ、花屋を起業、ベンチャー人事等、多様なキャリアを経て「一人の読者の人生を好転させる物語とは?」というマイテーマに辿り着きました。
就活の波に流され入社した大手企業でどんな違和感を感じたのか、現在の記事の企画・編集に携わる仕事への拘り、これからの時代に合ったキャリアの創り方を語っていただきました。
「新卒でキャリアの完成型を求めすぎない?」動画視聴のポイント
「就活の志望動機のポイントは?」
「メディアの仕事のやりがいは?」
「育成と仕事の両立の工夫は?」
といったポイントを意識しながら、梅田さんのプレゼンを視聴してみましょう!
メディア・記事の企画・編集・カスタマーサクセスの仕事って!?(0:55~)
現在は「一人の読者人生の後押しをしたい」という想いから、企業の理念や想いを訴求するメディアForbes JAPN CAREERで働いています。
仕事としては、取材対象者をみつけインタビューに同席し、ライターが書いた記事を編集していくことが大まかな流れです。
一人の読者の行動変容を促したいと想いから、細部に拘りを持って働くに至った梅田さんはどんな行動と決断を繰り返してきたのでしょうか?
就活の波に流され大手総合商社を選んだ理由とは!?(2:57~)
就活で志望動機を問われると「なんか、それっぽい理由を考えて語らなければ…」と誰しも一度は思ってしまいますよね、、
梅田さん自身が就活で大手総合商社へ語った志望動機も「発展途上国のインフラ事業を通じて、生活水準の向上と雇用の創出に寄与したい、巨額プロジェクトで大きな社会インパクトを与えたい」と語っていたようです。
しかし、当時を振り返ると「総合商社への憧れ」「大手企業で働く自分カッコイイ」「就活勝ち組」といった気持ちが正直どこかにあったようです。結果的に、働いてみると「誰の笑顔をつくっているんだろう」という違和感を感じ180度違うキャリアの舵を切ることに…
大手総合商社を退職し25歳で花屋を起業!?(4:13~)
大手企業で働く中で“誰に貢献しているかがみえにくい”という違和感から「自分の力で作り出せるものは何か?」というマイテーマに辿り着いた梅田さん。
当時、生花にはまっていたことから、25歳で花屋の起業を決断します。
様々な苦労の中で「人の記憶に残るものづくりができている手触り感」「直接、人を笑顔にする喜び」を感じることができたようです。その後は、結婚、旦那さんの仕事から海外での赴任生活、出産と新たなキャリアを歩むことになります。
企業で働くことに対するやり残した想い(4:56~)
海外から日本に戻ってくる中でこみ上げてきた、企業で働くことに対するやり残した想い。
新たなキャリアとして地方創生系のベンチャーで「ここで働く自分が好き、とメンバーが思える組織作りとは?」という新たなマイテーマの探求がはじまります。
しかし、社長でさえ答えを持っていない組織づくりの仕事と向き合う中で力不足を痛感。自分の師匠とよべる人の下で働くために、3回目のキャリアチェンジを決断します。
「欲張ってもいい!?」これから世代のキャリアの創り方(7:16~)
大手総合商社という道では納得感をあまり持てなかったとしても、新たな道に1歩踏み出すことで、自分らしさを感じられたり、自信を持てたり、納得感を持って人生を歩むことが大切と語る梅田さん。
これまでの世代は一つ選んだら何かを捨てなければいけないという常識があったかもしれない…ただ、これからの世代のキャリアの創り方は「あれもこれも、もっと欲張ってもいい」と語っています。
さて、みなさんはこれからどんな一歩を踏み出しますか?
ハタチのトビラ編集部より
就活となると、正直「ブランド力のある企業に入って自慢したい」「安定するであろう大手企業の方が安心」といった気持ちがよぎることもあると思います。
ただ、自分の本音と向き合って選択することが納得感を持って働くことにつながり、例え違和感を感じる選択になったとしても軌道修正はいくらでもできるといったことを梅田さんが教えてくれたようにも思います。
あれもこれも欲張ることができる時代だからこそ「制約がなかったとしたら、今挑戦したいことは?」という問いに向き合って一歩踏み出してみましょう。