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【営業vsマーケvsエンジニア】ハタチの選択 │ ファーストキャリアであなたは何を選ぶ?

営業, エンジニア, 職業, マーケ, ファーストキャリア

職種選びに迷う人必見!営業・マーケ・エンジニアが語る、仕事のリアルとAI時代における変化とは?

「人生は自分で決められる。」

ハタチになると、そんな風に感じられるのではないでしょうか?

自分らしい選択を納得してするために、まずは、選択肢を深く知ることから始めましょう!

今回は、よく耳にする職種である営業・マーケ・エンジニアそれぞれのイメージを覆すリアルに迫ります!

※この動画では、2023年2月25日(土)に開催したオフラインイベント「ハタチの選択」営業・マーケティング×エンジニア編の一部を凝縮してお届けしています。

 

対談ゲスト

営業:(株)セレブリックス 梅田 翔吾さん
マーケティング:(株)キュービック 井上 真琳さん
エンジニア:(株)バンダイナムコスタジオ 石塚 裕真さん

 

動画視聴のポイント

  • 大学時代〜今に至るまでのマイテーマって?
  • 各職種のイメージとリアルのギャップとは?
  • ファーストキャリアで選ぶなら?
  • ハタチ世代へのメッセージ

他にも、「各職種に求められる能力とは?」「デジタル化に伴い、各職種はどう変わる?」など、職種選びに活かせる視点を学ぶことが出来る動画となっています!

 

学生時代から今までのキャリアって?(1:06~)

まずは、今のキャリアに至るまでのマイテーマの変遷について、各ゲストに伺いました。

大学時代は、留学を経験するなどグローバル志向だったという井上さん。新卒で楽天に入社後、(株)キュービックに転職し、デジタルマーケティングに携わっています。デジタルマーケティングとは、GoogleやSNSなどの様々なデジタルの媒体を通じて広告を出したりと、より多くの人の心を掴むための接点を創る仕事です。

石塚さんは、現在(株)バンダイナムコスタジオで、ゲームの企画・制作をされています。幼少期の印象的なエピソードから分かる通り、大のゲーム好き!大学時代にプログラミングを学んだのがきっかけで、デジタルでのものづくりに興味を持ったそうです。“作りたいもの”を模索した結果、現職に辿り着いたのだとか!

本イベントで最年長かつ転職回数が最も多いゲストである梅田さん。営業職と一口にいっても、いくつかのバリエーションがありますが、梅田さんは今までのキャリアでほとんどの種類の営業職を経験されています!現在はその経験を活かしながら、(株)セレブリックスにて、営業経験者の転職・キャリアサポートをする新規事業の責任者をしているそうです。“営業”に対するイメージはネガティブなものもありますが、そのリアルを語ってもらいますよ!

 

各職種のイメージとリアルのギャップって?(5:29~)

マーケティングは人気職種の一つ!クリエイティビティを発揮できる華やかな仕事のイメージを持つ人も少なくありません。でも実際は、様々なデータや数値をもとに、自分なりの分析を地道に重ねるそうです。粘り強い思考力が必要なんですね…!

ゲームなどのものづくりも、不特定多数のユーザーに影響を与えられるキラキラした職種ですが、その裏にはとてつもないほどの努力が隠されているようですよ…。最近では、年単位で同じコンテンツに向き合うプロジェクトもあるのだとか。コツコツと地道な作業を進める力が求められますね。そのような膨大な積み上げがあるからこそ、ユーザーが夢中になる姿をみるとより嬉しいのだそう。

営業職は、とにかく結果を出すことを求められ、ブラック職種というイメージがつくこともあります。でも実は、この10年で仕事において大事にされることが大きく変わってきているそう!「どれだけ売上を出したか?」ではなく、「どれだけ顧客に寄り添った提案ができるか?」が現場でよく考えられる問いなのだとか。顧客のニーズを引き出すコミュニケーション力が重要になっていきそうです…!

 

ファーストキャリアで選ぶならどの職種?(9:25~)

基本的なスタンスやスキルを学ぶファーストキャリアは、社会人として働いていく将来の土台となります。

石塚さんは、ゲーム作りをする前に他のコンテンツを作る経験もされています。「ものづくり」に関わる人は、作る物の対象を変えながらキャリアを積む方も少なくないのだとか。

続いては営業職。梅田さんによると、営業を経験することで、全職種に通ずる基礎スキルの一つである「相手に気持ちよく動いてもらうコミュニケーション術」を身につけることが出来るそう!どんな職種でも、社内外の交渉や話し合いをする機会は多くあります。営業を続けない場合でも、「あの時、営業力を磨いておいてよかった」と思える、ファーストキャリアにぴったりな職種だと分かりました!一口に営業職といっても、“誰にどんなアプローチ”で提案するのかによって、仕事内容は異なります。梅田さんは転職を経験することで、自身が「向いている/向いていない営業」に気付き始めたそう。営業職一筋で、自分の得意な営業を探求するのも面白そうですね…!

最後に井上さんからは、「いかに上手くモノを売るか?宣伝するか?」という点こそがマーケティングの本質であるとのことでした。どの企業も、モノやサービスの買い手がいなければ破綻してしまいます。マーケティングでは、データと向き合って顧客の購買行動に影響を与えられるように施策を打つ仕事。どの企業でも当然求められる汎用性のあるスキルの一つだそうです!

 

学生からの質問タイムでは、実際に営業のインターンをやっている学生から、「顧客の満足度向上と、営業での成果を両立するポイントとは?」という質問が。梅田さんからの鋭い回答には、「本質的に顧客のためになる営業の極意」が詰まっているので、お見逃しなく…!

さらに、「デジタル化が進み、知りたい情報を自分で探せる時代になりつつある今、各職種はどう変わっていく?」というホットなトピックも。

梅田さんによると、営業職はインターネットで調べても分からない深い知識を持ち、顧客自身も気づいていないニーズに対応するなど、確実に残ると予想できるそうですよ。営業は今後はより専門性の高い職種になるかもしれませんね…!

マーケティングでも、今まで人が手動でやっていた仕事はAIツールで代替可能になってきており、現在の課題は“AIツールをいかに上手く使いこなすか?”に変化してきてるのだとか。どの職種でもデジタルに対応するために学ぶ必要を迫られているんですね…!

ものづくりの場面でも、AIを活用する場面は増えており、それらの技術を使いこなして、仕事を効率化していく適応力が今も求められています。また、AIの発展により、ゲーム作りのハードルが下がり、参入企業での競争が激化していく可能性もあるのだとか。しかし、サービスやモノの消費者は人間です。人の心に寄り添うものづくりには、デジタル技術だけでなく人の手が不可欠だとお話してくれました。

 

ハタチ世代へのメッセージ(22:24~)

最後に、ゲスト3人からハタチ世代へ、メッセージを頂きました。

井上さん

「今後自分の人生を決めていく上で、迷うことが多いと思う。どの企業・職種だとしても、一度ここでやってみる!と覚悟を決めることは絶対に力になる。覚悟を持ってみて!」

石塚さん

「プライベートと仕事の境目がなくなるほど、好きなことを追求して生きると、人生が楽しい。もし好きなことがある人は、この生き方に挑戦してみてほしい。」

梅田さん

「キャリア支援をする中で、良いキャリアを持つ人の共通点は、“キーパーソンと出会って、考えが変わった経験がある”こと。同世代や、自分より少し先を行く憧れの人と話す機会を積極的に作っていってほしい!」

今後の就職活動に前向きになれるメッセージを頂き、全セッションが終了しました!

 

ハタチのトビラ編集部より

世間的なイメージだけで判断するのは勿体ない!実際に話を聞いたり、調べて理解を深めよう!

今回の3名のゲストのお話で、自分が無意識に持っていたイメージとリアルが異なることを感じた方も多くいるのではないでしょうか?

職種だけでなく、企業や業界に対しても、世間的なイメージだけを判断材料として自分の将来の可能性を狭めてしまうことはもったいないです。

企業説明会などで会社を知るだけでなく、実際に働いている社会人に、そのリアルを教えてもらったり、ハタチのトビラのジョブシャドウイングで1日の仕事をイメージしてみたりと、理解を深めるためのリサーチを積極的にしていきたいですね!