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「学生時代は夢がなかった」マクドナルドの採用担当が語る、今からできる楽しいこと探し。

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「やりたいこと」ってなんだろう?

2012年から新卒で日本マクドナルド(株)に入社し、現在は人事部で働く渡邉さん。※動画撮影当時

渡邉さんのマイテーマ「楽しみながら学ぶとは?」に至った経緯と、「働くや就活を見据えて今日から何ができるのか?」について学んでいきましょう。

 

「やりたいことがないのは悪いこと?」動画視聴のポイント 

  • 就活時の会社選びのポイントは?
  • どんな時に人間は学ぶのか?
  • 将来のために今からできる行動は?

といったポイントを意識しながら、渡邉さんのプレゼンを視聴してみましょう!

 

渡邉さんの経歴(0:10~)

渡邉さんがマクドナルドに入社したのは2012年。4年ほど店舗で勤務した後、人事部に配属されました。

「学生時代は夢がなかった」という渡邉さんが、なぜマクドナルドを選んだのでしょうか?

 

自分の強みに気づいた子供時代(1:52~)

渡邉さんの出身は栃木県。地元の狭いコミュニティで過ごし、「周りに気を遣う」小中学生時代でした。

転機が訪れたのは高校時代。初めて広い世界に出会い、自分の無力さを痛感します。

「できない自分」に対して悔しい気持ちを強く持った渡邉さん。自分の中に「困難に立ち向かう」という強みがあると気づきました。

 

何もしなかった自分から、何かやってみる自分へ(2:55~)

大学に入学した渡邉さん。「就活」という人生の節目を控え、自分の人生について深く考えるようになります。

しかし、やりたいことが見つからない…

渡邉さんは、「就活のネタ作りのためにも、とりあえず色んなことに挑戦してみよう!」と思い立ちます。そこから、海外ボランティア・短期留学・インターンシップなどに取り組んだそうです。

 

「楽しみながら」学ぶ場を広げる(3:50~)

さまざまな経験を重ねていく中で、渡邉さんはあることに気づきました。

それは、「楽しい時に学んでいる」ということ。

ここから渡邉さんのマイテーマである「楽しみながら学ぶとは?」が生まれたそうです。これをきっかけに、就活でも「楽しいことを仕事にしよう!」と決めました。

そして、就職先に選んだのがマクドナルド。

マクドナルドの「人の成長が、会社の成長につながる」という考え方に惹かれ、入社を決意したようです。

 

仕事で得られる経験が大切(5:00~)

会社選びにおいて、「“どんな仕事をするのか”よりも、“仕事を通して得られる経験は何か”」の方が大切だと語る渡邉さん。

仕事内容で選ぼうとすると、似たようなものが多くあり、就活迷子になるのだとか。

同じような営業職でも、会社によって学べることは絶対違う。だからこそ仕事内容ではなく、「仕事を通して得られる経験値」に焦点を当てて考えることが大切なようです。

 

やりたいことがなくても大丈夫(5:40~)

就活を前にして、漠然と「やりたいことは何か?」を考えてもなかなか答えは見つからないですよね...

渡邉さんは、そんな学生に向けて「やりたいことがないのは悪いことではない」と話します。

「キャリアドリフト」という言葉を知っていますか?

キャリアについて大きく方向づけさえできれば、予期せぬ出来事を取り入れて、柔軟なキャリアが築けるという考え方のことです。

自身も学生時代は「やりたいこと」について悩んでいた渡邉さん。しかし、柔軟に新しい“気づき”や “出会い”をキャリアに取り入れていきました。

深く考えずに色々挑戦してみることで、面白いキャリアが形作られる。様々な経験をしてから初めて気づくことも多い、と教えてくれました。

 

ハタチのトビラ編集部より

みなさんは「将来のやりたいこと」がありますか?

確かに「やりたいこと」があり、それに向かって努力している人はとても素敵です。

一方で、そんな人に刺激されて、焦ってしまうことも多いはず。

でも、「やりたいこと」を見つけるのは簡単なことではありません。だから焦らなくて大丈夫。「キャリアドリフト」の言葉を思い出して、まずは目の前のことに夢中に取り組んでみてはいかがでしょうか?

渡邉さんのように、まずは一歩踏み出すことで、なにか新しい発見に出会えるかもしれませんね。