ものづくりの裏側に潜入!
「得意を活かして働く」「自分らしく働く」そうは思っても、そもそも世の中にどんな仕事があるのか、将来の選択肢を知らないと視野を広げることはできません。
ハタチのトビラでは、様々な社会人の働く姿をョブシャドウイング(職業体験)として動画にまとめています。今回は、機械、電気電子、情報分野の開発を得意とする総合エンジニアリング企業の三和工機さんに密着しました。
密着させていただいたのは、エレクトロニクスデザイン、自社開発製品に携わっている小山さんです。
「三和工機ってどんな会社?」「電気系エンジニアって何してるの?」
働く現場に触れ、自分のこれからについて考えてみましょう。
動画視聴のポイント
- ものづくりの上流にあたる仕事って何?
- 三和工機がつくっているものとは?
- エンジニアの小山さん仕事観とは?
他にも、「三和工機の技術フィールド」「製品改良ミーティングの様子」など、働くリアルが満載の動画になっています。
三和工機ってどんな会社?(0:46~)
はじめにお話を伺ったのは、人材企画部 採用センターの杉山恭介さん。社員数や事業概要について説明してくださりました。
三和工機の技術フィールドは3つ。
- メカニカルデザイン(機械系)
- エレクトロニクスデザイン(電気系)
- 自社開発製品
「ものづくりの上流工程とは?」「各フィールドは何を手がけている?」
杉山さんのお話に注目してみましょう。
エレクトロニクスデザインの業務説明(3:16~)
3つの技術フィールドのうち、まずはエレクトロニクスデザインに密着!
電気系エンジニアの小山明宏さんいお話を伺いました。
小山さんのいる部隊では、マイコンや半導体に関係した設計を担当しており、特に組み込み系の分野に従事しているメンバーが多いそうです。
製品改良ミーティング(5:00~)
自社製品の自走ロボット「ヨケタロー」の製品改良ミーティングへ。
小山さんは、製品改良に向けたアイディア出しの指揮をとっていきます。
「ブレーンストーミングの様子はどんな感じ?」
「アイディア実現におけるハードルは?」
ミーティングの様子を見ながら、小山さんやその他の社員さんの着眼点にも注目してみましょう。
働くを振り返る(7:29~)
最後に、仕事の大変さとやりがい・マイテーマについて小山さんに伺いました。
次々と新しい技術が出てくるため、勉強し続ける大変さがある一方、それがやりがいにもつながっていると答える小山さん。
電気系エンジニアとして働く中でのマイテーマは「電気に代わるエネルギーは何か?」だそうです。
当たり前のように“電気がある”という前提で開発が行われているけど、電気を起こすには原子力等の危険な面がある。もっと安全に取り出せて、電気の代わりになるエネルギーはないかな?とよく考えている、と語ってくれました。
みなさんは、最近よく考えていることってありますか?ふとした疑問が、マイテーマの種になるかもしれませんよ。
ハタチのトビラ編集部より
電気ありきの開発をやっている小山さん自身が「電気に代わるエネルギー」を考えていることが印象的でした。
昨今、2030年までの達成を目指す「SDGs」を耳にすることがよくあると思いますが、“当たり前を疑う”ことは、問題解決の第一歩かもしれませんね。
そして、この“当たり前を疑う”ことは、自分のキャリアを考える上でも大切だと思います。
- 大手に入社しなきゃ
- 安定した職につかなきゃ
など、もし自分がこういった制約にとらわれているなら、一度その枠をはずしてみると、より多くのキャリアの選択肢が見えてくると思います。
大切なのは、「誰にどんな価値を提供したいか?」という自分の意思!
枠をはずして、自分の気持ちに素直に、今後のキャリアを考えてみることをおすすめします。