専門スキルは必須じゃない!?多様なデザインを創るオムロンのUX/UIデザイナーに密着してみた
最近よく聞くUX/UIデザイン。何をデザインする仕事か知っていますか?
実は、デザインスキルがないからと言って選択肢から外すのはもったいない、やりがいのある仕事なんです!
「得意を活かして働く」「自分らしく働く」そうは思っても、そもそも世の中にどんな仕事があるのか、将来の選択肢を知らないと視野を広げることはできません。
今回は、オムロン(株)インダストリアルオートメーションビジネスカンパニーの デザインセンタでUX/UIデザインに携わる社員さんに密着!
ハタチのトビラでは、様々な社会人の働く姿をジョブシャドウイング(職業体験)として動画にまとめています。他の動画はこちらから。
動画視聴のポイント
- 最近よく聞く“UX/UIデザイン”って何?
- UX/UIデザインはどう創られる?
- デザインスキルは必須じゃない!?求められる素質とは?
- ハタチ世代へのメッセージ
他にも、「この仕事の魅力・難しさって?」「オムロンが大事にしているバリュー “i-Automation!”とは?」など、職種・企業理解をぐっと深められる動画となっています。
自己紹介・技術開発職の仕事とは?(0:31~)
今回は、オムロン(株)インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 商品事業本部 デザインセンタ デザイン戦略課で働く社員さんに密着。オムロンの“インダストリアルオートメーションビジネス (IAB) ” とは、自動化技術を活用し、人々の生活や産業に貢献する、制御機器事業のこと。
デザインセンタは、オムロンが大事にするコンセプトを伝え、ユーザーの体験価値を上げる役割を担っています。具体的には、展示会や提案書、WEBサイトなど、ユーザーとの接点における体験をデザインしているそうです!
「そもそも、UX/UIデザインって?」「コミュニケーションデザインとは?」
マーケティングに近い領域も含むUX/UIデザインの仕事。この動画で理解を深めていきましょう!
UIデザインはどのようにして作られる?(1:54~)
人を魅了するコミュニケーションデザインを作り続けるため、気に入ったデザインを共有するミーティングを、メンバーで行っているそう!
“インプットなくして、GOODアイディアならず!” を合言葉に向上心を持って働く姿、かっこいいですね!
UIデザインが完成するまでには、以下のようなステップを踏むのだとか。
- 商品概要・ターゲットを定める
- ユーザ体験(UX)の方針を決める
- 方針を元にUIデザインを作る
- 検証・修正を行う
「デザインセンタの社風って?」「UIデザイン完成までの過程とは?」
デザインセンタで働く皆さんの明るい雰囲気が伝わってくる一幕に注目です!
デザイン経営を行うオムロンで働く魅力とは?(4:33~)
続いては、商品開発全体において、ゴールとする顧客体験やその価値を高めるプロセスが一貫したものとなるように、社内で打ち合わせ。オムロンだからこそ届けられる価値と、ユーザーに届けたい体験をすり合わせる議論が行われます。
「UXデザインにおけるオムロンのこだわりとは?」「打ち合わせをスムーズに動かすコツって?」
メンバー全員で、方針をスムーズに固めていくプロセスから学んでみましょう!
UX/UIデザイン職のやりがいと求められる力って?(6:07~)
実は、デザインセンタは立ち上がって間もない新しい組織なんだとか!業務では、社内の大きなチームでプロジェクトなどを動かすことも多いのだそう。
「この仕事の魅力・やりがいは?」「デザインセンタで働くのに必要な力って?」
オムロンは、デザインの力を活用し、企業イメージや事業革新を起こす経営手法である“デザイン経営”を取り入れています。だからこそ、様々な粒度のデザイン業務にトライできるんですね。
専門スキルは不要!?UX/UIを考えるのに求められる力とは?(6:45~)
ランチ休憩の後は、展示会で使用する動画やデモ機の画面表示について、担当者と詳細を詰めます。その後、オムロンの価値創造コンセプト「i-Automation!」をさらに効果的に伝えるストーリーに関する打ち合わせが続きます。
「i-Automation!」とは、integrated(制御進化)・intelligent(知能化)・interactive(人と機械の新しい協調)の3つを融合し、モノづくりにinnovation(革新)を起こそうとするオムロンの中核コンセプトのこと。より強くアピールできるコミュニケーションデザインを考えます。
業務内容から分かるように、芸術的なデザインのスキルが必ずしも求められるわけではないようです…!
「デザインセンタで働くのに求められる素質って?」「デザインセンタが目指すビジョンは?」
ユーザーとの接点において、多くのユーザーから認知・信頼されるために、必要不可欠なUX/UIデザイン。そんなデザインセンタの目標を教えてもらいましょう!
ハタチ世代へのメッセージ(10:21~)
多様なデザインを手がけるIABのデザインセンタは、立ち上がって間もない組織なんだとか。
幅広い視野・興味を持っている方や、新しいことにチャレンジしてみたい方は是非一緒に働こう!と温かいメッセージを頂きました。
ハタチのトビラ編集部より
今回フォーカスしたUX/UIデザイナーは、ユーザー体験(UX)の質を高めるようなタッチポイント(展示会・提案書・WEBサイト)をデザインする職種でした。徹底的にユーザー視点に立ちながらも、オムロンだからこそ届けられる様々な価値を伝えようと、細かい部分までこだわっていた姿が印象的でしたね。
より良いユーザー体験をデザインする、という点で共通している職種として、CXデザイナーが挙げられます。こちらは、ユーザーとのタッチポイントを含めた全ての体験プロセスを扱います。
また、ユーザーにとって望ましいモノづくりやサービスを目指すという点では、マーケティングとUXデザインは類似しています。マーケティングでは、ユーザー視点を重視しつつも、売上に繋がる施策をトレンドに合わせて打ち出すことが求められます。
様々な職種の業務内容は重なり合う部分もあります。興味を持った職種に近いものとして、どんな仕事があるのか調べてみるのもいいですね!