大手2社を経験して起業。就活と転職のリアル
マイテーマ「3つのマイテーマをかけ合わせてプロダクトにするには?」を掲げ、高校生向けの起業体験プログラム事業を展開する森 真悠子さん。
理系学部を経てNTTドコモに入社した“もりまゆさん”が「転職」を選んだ理由とは?
その後、「転職」を経て教育業界で「起業」した理由とは?
学生時代の過ごし方だけではなく、就活、転職、起業といったキャリア選択のモノサシについて語っていただきました。
「意外な場面で自分の得意なことがわかる?」動画視聴のポイント
- 学生時代の経験の選択肢とは?
- 大手入社前に覚悟するべきことは?
- 自分ならではの強みを発見するには?
といったポイントを意識しながら、森さんのプレゼンを視聴してみましょう!
大学生が知っておくべきキャリアの考え方(0:10~)
女子高生活を経て千葉大学理学部に入学をした森さんは、まず大学生に大切にしてもらいたいキャリアの考え方をドーナツに例えて語ってくれました。
ドーナツの真ん中の空洞は「自分の軸」、外側(周りの生地)は「自分の経験値」としたときに、学生時代は「自分の軸」を探す前に、「自分の経験値」を蓄積することに注力することが重要のようです。
つまり、「自分の経験値」を蓄積してドーナツの外側を形づくることで、ドーナツの真ん中の空洞である自分の「軸」がみえてくるということですね。
大学生時代のマイテーマ(2:21~)
学生時代、「自分の成長源は何か?」を考えながら行動していた森さん。
サークル以外の特別な経験をしたいという想いから、新しいサービスを企画し、他大学への導入を目指して、実際に足を運んで売り込みをする毎日だったそうです。
結果的に、就活では自己分析をはじめとする準備をしなくとも、自分ならではの経験を語ることで選考を突破!
学生時代は『行動すること8割:考えること2割』というモノサシで経験値を蓄えることがオススメのようです。
第一希望の大手企業NTTドコモへ入社(4:10~)
新卒一括採用の日本において、配属は希望通りにならないのが現実です。
森さんも第一志望の企業には入社できたけど、希望していなかった課に配属されることに…
興味が持てない仕事を続ける中で「やりがいを見出すには?」というテーマ掲げながら模索する新人時代。
その後、興味のないセキュリティ関連の仕事を任される中で、プロジェクトマネジメントという「自分の強み」に気付けたことから、やるべきことに取り組む意味を実感したようです。
社会人は『やりたいこと2割:やるべきこと8割』というモノサシが必要だと教えてくれました。
通信事業からコンテンツ事業への転職(6:47~)
NTTドコモでは、“メッセージを送る仕組み作り”を行う中で、“どんなメッセージを伝えるか”に興味が出てきた森さん。
コンテンツ事業の中でも特に興味のあった教育業界であるベネッセへ転職することを決断します。
教育業界・ベネッセ時代(7:25~)
森さんは「主要教科以外の『教育』とはなんだろう?」というテーマのもと、ベネッセで新規事業に取り組みます。気になる新案件があるときは、いち早く手を挙げることを意識していたそうです。
『やりたいことで自分のスケジュールを埋めることで、やりたくない仕事に取り組まなくて済む』そんな想いがベネッセで働く中で見出したモノサシのようです。
自らチャンスを手繰り寄せることが大切ですね。
起業時代のマイテーマとハタチへのメッセージ(8:24~)
自分の経験や興味から「育成 × U18 × 起業」3つのキーワードを掛け合わせることで、自分らしさが生まれると考え、森さんは活動しています。
複数のキーワードを掛け合わせることで、自分らしさがみえてくるようです。
そして、最後のメッセージ。「やりたい人 10,000人」 → 「やる人100人」 → 「続ける人1人」
皆さんも「続ける人1人」を目指して、まずは、何か一歩踏み出すことからはじめてみましょう。
ハタチのトビラ編集部より
「自分の軸」は「経験値」がないと見出せない」ということを実体験をベースに語ってくれたもりまゆさん。
学生時代はより多くの経験値を獲得するために、自分の「考える時間」と「行動する時間」のバランスについて見直すことも一つですね。
動画の中には「自分の強み」についてのトピックがありましたが、以下の動画では具体的に強みを見出すヒントについて語っていただきました。あわせてご覧ください!