就活前に知っておきたい“自己分析”のやり方
就活にあたって、多くの人がまず経験する自己分析の壁…。
自分らしさとは何か?自分は何が好きで、どんな風になりたいのか?
答えは、自分の中にしかないからこそ、ぐるぐると考え過ぎて、自己分析の沼にはまってしまう人が毎年続出しています。そこで今回は、新卒で電通に入社し、現在はフリーのクリエイターとして活動する鈴木 舞さんに自己分析のコツをお伺いしました。
まだ、自己分析をやったことが無い方や、既にやってみたけど沼にはまりかけている方におすすめの動画です。ぜひご覧ください。
※この動画は、2022年5月イベントのゲスト対談の一部を収録したものです。
動画視聴のポイント
- 自己分析のやり方とは?
- 価値観の見つけ方とは?
- 人生の先輩ってどう見つける?
といったポイントを意識しながら、動画を視聴してみましょう!
自己分析のやり方(0:21~)
皆さんは、自分についてどのくらい理解していますか?
自己分析とは、文字通り自分のことを分析していく作業です。そのため、言わずもがな自問自答していくことになります。
舞さんは、「なんでこれを選択しているんだろう?」「なんでこのサークルに入っているんだろう?」と日頃から自分の行動に「なんで?」と問いかけることによって、自己分析をしていたそう。
すぐに取り入れられそうなやり方ですね!
価値観の見つけ方(1:04~)
マイテーマ「“自分に誇れる自分”であるには?」を掲げる舞さん。(マイテーマ動画はこちらをチェック)
このマイテーマを探究するにあたって、舞さんはいくつかのチェック項目を作成しています。価値観の表れとも言えるこのチェック項目ですが、舞さんはどうやって自分の価値観を明確にしていったのでしょうか?
お話の中では、「嬉しい」や「幸せ」と感じるポイントを振り返り、「それはなぜ?」と考えることを大切にしていたと語ってくれました。加えて、モデレーターの山本さんは、自分の感情が動かなかったことにも「なぜ?」と問うてみるといいと教えてくれています。
プラスとマイナスの両方の感情に意識を向け振り返っていくことが、自己分析&価値観探しの第一歩になりそうですね。
選択の判断軸ってどう決める?(3:24~)
続いてテーマとなったのが、選択の判断軸でした。マイテーマプレゼンで、「ハタチへのメッセージ」としてプレゼントしてくれたうちの一つ「やるかやらないか、ただそれだけの違い。」に関連して、イベントに参加していた学生から「やるか、やらないか?の判断軸ってどうやって導いている?」という質問がありました。
「やる」という選択が全て正解なわけではなく、「やらない」選択もすごく大切と話す舞さん。「やるか、やらないか」を考える際は、最初に「今、やるべきなのか?」を問うようにしているそうです。
様々ある判断軸に照らし合わせても迷ってしまう場合は、「やった時」と「やらなかった時」、どちらが後悔するか?を考えてみると良いようですよ。
自分らしさの見つけ方(5:19~)
舞さんは、自分らしさの見つけ方として以下の5つのポイントを挙げています。
- 人生の先輩を見つける
- 素直に聞く
- リサーチ
- キーワード集め
- 自分で感じる
このうちの1つ目、「人生の先輩を見つける」について、どうやって見つけたらいいか?と、イベント参加の学生から質問がありました。
それに対して舞さんは、面白そうだなと思った人の歩んできた道を辿ってみると良いとアドバイスしてくれています。
今は、気になる人にメールだけでなくSNS等で連絡を取ってみることもできる時代なので、ちょっと勇気がいるけどアクションしてみるのも良いと、私達の背中を押してくれました。
ハタチのトビラ編集部より
今回のお話では、「なんで?」と問いかけることがキーポイントだったと感じました。
この「なぜ?なぜ?」と繰り返すことは、もともとトヨタ自動車が発案した問題の分析方法「なぜなぜ分析(Five whys)」として、ビジネス界でも知られています。
自分の真に大切にしたいことは何なのか?、譲れないものは何なのか?こういったものを探るにあたって、「なぜ?」の繰り返しは効果的そうですね。
一人でやって行き詰まってしまった場合は、ぜひ友達も誘って一緒に楽しみながら自己分析にチャレンジしてみてくださいね!