
充実した大学生活、過ごしていますか?
大学生活で後悔している学生は多数存在し、3年生が就活をはじめるタイミングで「自己PRできる力を注いだ経験がない」「もっと有意義に時間を使えば良かった」と後悔する学生は少なくありません。
ハタチのトビラ「大学生活7つの鍵」シリーズでは、大学生活を充実させるための7つの必需品をまとめています。 第4弾の今回は、”就活”の鍵を紹介します。
・受験と就活の違いって?
・就活のために何をしておけばいいの?
具体的な準備についても詳しくご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。隙間時間で、大学生活をアップデートするきっかけをつかみましょう!
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受験と就活の違いとは?
そもそも就活とは、何を目的に、誰に、どんな価値を、 どのように提供したいかを考える機会です。
とはいえ、29卒・30卒の皆さんの中には、具体的なイメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。
そこで...
まずは、受験と比較して就活を理解しましょう!
1.将来への向かい方の違い

受験と就活は、どちらも自分の能力や経験を評価されるという点では共通しています。
受験では、主に学力や偏差値。就活では、大学生活の学びや経験、そこで身に着けたスキルなどが評価されます。
では、何が違うのでしょうか?
大きな違いは、将来について問われるかどうかという点です。
受験では、学力・偏差値を中心に評価されるため、将来どのように働きたいかまで問われることは、一般的に多くはありません。
一方で、就活では、学生時代の経験・スキルだけでなく、「どのような方向性で働きたいか」が問われます。その際に、「社会にどんな価値を提供したいか」「どんな人・環境で働きたいか」など、自分の将来の方向性を明確に言語化することが必要になります。
2.スケジュールの違い

皆さんが大学の受験勉強を始めたのは、いつ頃でしたか?
一般的に見ると、高校2年生の春~夏から本格的にスタートし、高校3年生の3月に志望校に合格したタイミングで受験を終えるケースが多いと思います。このように、受験はスタートとゴールが明確に設定されているんです。
これに対して、就活は、スタートもゴールも曖昧です。
一般的には、大学3年生の春頃から自己分析やインターンシップへの申し込みなどを始め、大学3年生の冬~大学4年生の春頃に本選考が本格化するという流れがあります。
しかし、昨今では、就活の早期化が進み、企業によって動き始める時期や選考時期は大きく異なります。
例えば、大学1・2年生のうちからインターンなどを通じて学生との接点を持つ企業がある一方で、通年で新卒採用を行う企業もあります。(例えば、ユニクロは学年を問わず応募できる通年採用を実施しているんです!)また、企業によっては大学3年生の冬〜春に選考を行うなど、採用時期が限られている場合もあります。
このように、企業によって動く時期が異なるため、「この時期から始めればOK」という明確なスタートがないのが、就活の特徴です。
そして、多くの就活生は「内定をもらうこと」をゴールだと考えています。
でも実は、内定=就活のゴールではありません!
「就職した先にどんな自分でいたいのか」を言語化した上で、その思いに共感してくれる企業と出会い、納得感のある意思決定をすることこそが、就活のゴールです。
これを踏まえると、内定はなりたい自分に近づくための通過点でしかないのです。
ガクチカより重要!?就活で面接官が見ているポイントとは?
就活について少し理解が深まったところで...!
いよいよ、就活の選考のポイントについて紹介していきます。
まず、気になる選考フローです。
多くの企業では、ES・SPIの提出 → グループワーク(グループディスカッション) → 面接という流れで選考が進んでいきます。
そんな選考過程で重視されることが多いのが、「自己PR」と「志望動機」です。
面接官は、「どのような強みを持った人なのか」や「どのような理由で自社を受けてくれたのか」を聞くことで、自社とマッチする人材かどうかを確認しています。
評価の重要項目となると、
「自己PRでは、すごい実績をアピールしなければならない…?」
「志望動機は熱意を持って伝えないと受からない…?」
など、何を伝えるべきか、迷いが生じる人も多いと思います。
ここでは、「実際の面接官がどのような点を捉え、評価しているのか?」を理解していきましょう!

自己PRの評価ポイント
「学生時代に頑張ったことは、××です!」「この経験から自分の強みは〇〇だと考えます」
このように、過去の経験から、自分が得意なことや強みを企業に伝えることを「自己PR」といいます。
自己PRと聞いて、「資格をたくさん取らなきゃ」「志望企業に関連した経験を伝えなきゃ」「大きいガクチカを語れるように留学に行かなきゃ」と感じる人はいませんか?
でも実は、企業が評価しているのは、専門スキルでも派手なガクチカではありません。
どんな場面でもあなたが発揮できる姿勢や心構え、いわゆる「スタンス」を評価するのが、「自己PR」なんです!

こちらの三角形の図は、企業が選考で評価するポイントを大きく3つに分けたものです。
スタンスとは、その人の物事に取り組む姿勢や価値観のことを指しますが、
具体的には、下記の4点からスタンスを確認しています。
・課題を何だと捉えたか
・解決のために、どう行動したか
・行動の結果から、何を学んだか
面接官は、自己PRを通じて、
「どのように目的を設定して行動する人なのか?」
「課題にぶつかった時、どのような姿勢・行動で物事に向き合う人なのか?」
から、入社後の成長・活躍イメージを推測しているんです。
また、日本企業の多くは、入社後に適性を把握した後に配属先が決まります。
そのため、入社時点での、資格といった専門知識より、研修を通じて成長できるポテンシャルやスタンスが重視されるようになっているんです。
志望動機の評価ポイント
「御社を志望した理由は..」「御社の〇〇に強く惹かれました」など、選考初期のESから、最終面接にかけて多く問われる志望動機。
志望動機のよくある勘違いとして、「企業に対する愛を語る」というものがありますが、
企業が採用で求めているのは、自社商品に対する単なるファンではありません。
今後、同じ目標に向かって一緒に働く仲間を求めています。
だからこそ、企業が志望動機を通して知りたいのは、学生と企業が目指す方向性が一致しているかどうか。
つまり、志望動機では「御社が好きです」という気持ちを伝えるのではなく、「企業理念・価値観」と「自分の思い・価値観」の共通点をもとに、入社後にどんな「貢献」ができるかを具体的に語ることが志望動機のポイントになります。
なぜその企業・事業に興味を持ったのか?企業のどんな価値観に共感したのか?
この答えを掘り下げてみることで、志望動機の種が見つかっていくはずです。

ハタチのトビラでは、実際に学生の選考を担当している人事に、評価ポイントをインタビューした記事 "面接官の告白" を発信しています。
「人事がリアルに評価した学生の共通点」や、「ガクチカより重視している評価ポイント」、「大学生活にやっておくべきアクション」など、なかなか知ることのできない就活のリアルが満載です。就活の要点を先取りで抑えたい方は、こちらもぜひ参考にしてくださいね!
大学1.2年生のうちに準備すべき3つのこと
就活の全体像が掴めてきたところで、いよいよ本題です!
ここからは、大学1.2年生のうちに準備しておくべきことを3つのSTEPで紹介します。

STEP1.自ら挑戦した経験を積む
皆さん、自己分析や業界研究から就活を始めようとしていませんか?
実は、その必要はありません。
まずは、色んなことに進んで挑戦し、経験を積むことが大切です!
なぜなら、経験値が無いと自己分析や業界研究を行うための材料がないから。
自己分析や業界研究は、これまでの経験で見えた自分の価値観をもとに行っていくものです。だからこそ、今たくさんの経験を積んでおくことが、必要なんです!
しかし、ただ闇雲に挑戦すればいいというわけではありません。
「なぜ、その挑戦をするのか?」という目的を持つことが重要です。
先ほども紹介した通り、企業側が自己PRで見ているのは、学生の"スタンス"。
つまり、困難なことに挑戦したという事実だけでなく、「どんな目的をもって取り組んだのか」が評価されるということです。
・「社会に出る前にビジネスの現場を経験したいから、長期インターンに挑戦する」
・「リーダーシップやマネジメント力を身に着けたいから、サークルの運営に携わる」
・「自分の考えを分かりやすく伝える力を身に着けたいから、記事を書いてみる」など
目的を意識するだけで、同じ経験でも得られる学びは大きく変わります。
とはいえ、「何に挑戦すればいいかわからない」という人も多いはず。
そこで、大学生のうちに挑戦できる選択肢をまとめました!まずは、挑戦の選択肢を知ることから始めてみましょう。これを参考にして、自分に合ったものを選んでみてくださいね。

STEP2.自己理解・社会理解を深める
・自分を知る(自己理解)
「そもそも自己分析で何をどこまで考えればいいの?」そう思っている人も多いですよね...。
そんな方へ!まず、自己分析で明確にするべきことはこの3つ!

この3つを早いうちから言語化しておくことで、就活の選考で「自分の強み」や「やりたいこと」を聞かれた時も、自分の言葉で伝えられるようになります。
そして、この3つを見つけるためにに欠かせないのが、STEP.1の経験を積むことです。
ある程度経験を積んだ上で振り返りをすると、自分の興味・強み・価値観に共通するものが見えてきます。
また、これらは経験を重ねるごとに少しずつ変化していくものなので、自己理解は一度やって終わりというものではありません。
だからこそ、大学1.2年生の早い段階から継続して振り返る習慣をつけておきましょう!
7つの鍵自己分析編では、自己分析で明確にすべきことや方法について詳しく紹介しています。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
・社会の選択肢を知る
自分を知ることと同じくらい、世の中にどんな仕事や選択肢があるのかを知ることも大切です。
例えば文系の学生の場合、「IT業界は理系のイメージだから、文系にできる仕事は少なそう」という先入観から、その業界を選択肢から外してしまう、ということがよくあります。しかし、実際には、IT業界にもコンサルタントや営業など、文系が活躍できる仕事は数多くあります。
つまり、世の中の仕事や選択肢について知らないでいると、無意識のうちに自分の可能性を狭めてしまうことになりかねないのです。だからこそ、さまざまな仕事について自ら知ろうとすることが大切です。
そこで、まずはあなたの興味のある選択肢は何か探ってみましょう!
こちらはハタチのトビラで提供しているソーシャルバリューマップです。
社会にある「働く」選択肢を、業界ごとではなく「社会にどんな価値を届けているのか」という提供価値で分類したものです。
マップの中で「面白そう!」「やってみたい」と思うキーワードはありますか?

・「人々の豊かな生活を支えたい」という思いがある場合…
建物や街づくりで支えたい→「住を支え、景色をつくる」
日々の食事や身近なモノで支えたい→「食・暮らしに寄り添う」
・ビジネスで社会の課題を解決したいという思いがある場合...
企業の経営や事業課題を解決したい→「経営基盤と価値を広げる」
働く人の課題を解決したい→「はたらくを前向きに」
ぜひ自分の思いと近いキーワードを探してみてくださいね!
興味のある領域が見えてきたところで、次に社会の選択肢を知るためにできるアクションについてご紹介します!
・社会人の密着動画を見る
実際に働く人のリアルな姿や、キャリアのストーリーに触れることで、「働く」イメージが一気に具体的になります。ハタチのトビラのYouTubeでは、さまざまな職種の密着動画を発信しています。まずは気軽に1本見てみてください!
▶ハタチのトビラ YouTube公式アカウントはこちら!
・大学が主催する就活関連のイベントに参加する
大学のキャリアセンターでは、大学1.2年生から参加できるイベントが数多く開催されています。企業の合同説明会や『大学生_就活イベント』で調べてみるのも一つの手段です。
STEP3.表現力をつける
STEP1と2で積み上げてきたものを、最後は伝える力につなげましょう。
企業に自分を知ってもらう機会は、ESや面接といった限られた時間だけです。その短い時間の中で、自分らしさを論理的に伝えるための表現力を身に着けておくことが大切です!
書く力・話す力は、どちらもすぐに身につくものではありません。日々の学びやアウトプットの中で、少しずつ鍛えていくことが、就活本番での大きな差につながります。
友達や企業の面接など、ケース別で役立つコミュニケーション力や日常から表現力を付けるコツを解説しているので、7つの鍵・コミュニケーション編もぜひ参考にしてみてくださいね。
大学1.2年生からの就活のすすめ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
就活について、少しイメージが変わったでしょうか?
就活の全体像や選考で見られるポイントなど、さまざまなお話をしてきましたが、29卒・30卒の皆さんに伝えたいのは、「今すぐ就活を始めよう」ということではありません。
大学1・2年生の時間がある時だからこそできることは、たくさんの人や場所、考え方に触れられることだと思います。
私自身も、大学1・2年生の頃は、アルバイト、サークル、長期インターンなど、興味を持ったことに飛び込んできました。そこで出会った学生や社会人との交流を通して、「こんな働き方もあるんだ」「自分のありたい姿」を考える機会が増えました。
振り返ってみると、目的をもって参加した経験はもちろんのこと、当時は「将来のため」と思っていなかった経験も、今の自分の価値観や将来を考えるきっかけになっています。
だからこそ、ただ「いろいろな経験をしよう」と伝えたいわけではありません。
大切なのは、「何のためにその経験をするのか」「その経験から自分は何を感じたのか」を考えること。
就活には、明確なスタートラインがありません。だからこそ、大学1・2年生の今から、自分なりの目的を持ってさまざまな経験を重ねていくことが、将来自分で進路を選ぶ力につながっていくはずです。
何をするか、全て自分次第。
今しかできないことにも思い切って飛び込みながら、少しずつ「自分で選べる選択肢」を増やしていきましょう!
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