日常に小さな刺激を与えることで、幸せの鍵となる価値観を増やしたい
マイテーマ「人や地球の営みが、幸福で持続可能であるためには?」を掲げ、新卒入社したロート製薬で働く阿部真さん。
このマイテーマに至るまでには、2つのきっかけがあったそうです。
日々働く中で、興味とともにマイテーマも変化するけど、現在のテーマを大切にしながら働く阿部さんのキャリアの創り方とは?ぜひご覧ください!
「キャリアに悩むあなたへ」動画視聴のポイント
- 「阿部さんが高校2年生のときに感じたこととは?」
- 「大学で経営学を学び気づいたこととは?」
- 「マイテーマ探究において大事にしている2つの行動は?」
といったポイントを意識しながら、阿部さんのプレゼンを視聴してみましょう!
衝撃を受けたアリゾナへの交換留学(1:10~)
「自分のキャリアどうしようかな」と初めて真面目に考えたのは高校2年生のとき。交換留学先で出会った同い年の子が、様々なことに対してしっかり考え、自分の意見をもっていたことに衝撃を受けたそうです。
留学をして、これから先の人生どうやって生きていくんだろう?と感じたことは、マイテーマの1つ目のきっかけになったようでした。
経営学という学問への出会い(1:58~)
皆さんは、大学で何の学問を専攻していますか?
阿部さんは神戸大学経営学部に進学し、「世の中を動かす仕組み」や「組織行動論」を学びます。そして、これがマイテーマの2つ目のきっかけに・・・。
経営学を学べば学ぶほど、働くことが人生の一部なのであれば、ちゃんと勉強することは非常に大事だと気づき、大学生活を通してよりリアルに働くこと・生きることを考えていきます。
ロート製薬への入社理由(2:36~)
「どういうふうに関わったり、価値観をつくったりしていけば、みんなが元気になるのか?」と大学生の頃よく考えていた阿部さんは、人の日常に小さな刺激を与える仕事に就きたいと思い、日用消費財の業界にたどり着きます。
“幸せの価値観”は必ずある。これをどうやって広げていけばいいのか?
でも、人の価値観は簡単には変わらず、日々の小さな積み重ねで変わる。だったら、そんな日常に関わればいいのでは?
こうやって、日用消費財に目を向けるようになったそうです。
身の周りにあるもので人の人生が変わっていく、この変化を作る側になれたら面白いだろうなと思い、ロート製薬に入社します。
気がついたら興味の幅が広がっていた(3:55~)
上記のような想いを抱いて入社した阿部さんですが、働くうちにどんどん興味の幅は広がっていきます。
入社後、営業や人事を経験した後、CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)推進の一貫で東北の地域に入って仕事をし、現在は東京に戻って広報業務に携わっている阿部さん。
実際に東北で仕事をしてみたときに思ったのは、“日本の未来”と“地域の元気さ”の相関でした。
様々な業務を通して興味やテーマは変化しているが、最終的に追い求めているのは、「みんなの幸せ」と「持続可能性」。これが、「人や地球の営みが、幸福で持続可能であるためには?」というマイテーマにつながっているようです。
ハタチ世代に送る4つのメッセージ(4:37~)
阿部さんは、マイテーマ探究にあたって2つの行動を大事にしているといいます。
1つ目は、より多くの方の価値観や大切にしているものに目を向けること。
2つ目は、実際の地域や場に行って、輪に入って活動すること。
特に2つ目は、暮らしの基盤を支える「地域」をしなやかにする活動に、阿部さん自身注力していることもあって重要視しているそうです。
ハタチのトビラ編集部より
皆さんは、自分のキャリアについて初めて考えたのはいつ頃ですか?
本来であれば、高校進学や、大学進学のときが考えるきっかけかもしれませんが、現在の日本は受験のウエイトが大きくなってしまい、合格すること第一優先で、キャリアについてあまり考えられないのが現状ではないかと思います。
でも、思い立ったが吉日!ぜひこの動画視聴をきっかけにして、今日から自分の「生き方」「働き方」を考えてみませんか?
答えがあるものでもないし、阿部さんのように興味はどんどん広がっていくので、肩肘張らずに、自分に素直に、好奇心の赴くままに、楽しく考えるのがポイントです!
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