ファーストキャリアは起業!?学生生活で気づいた自分の大切にしたいコト。
就職をせず、ファーストキャリアで学生起業という道を選んだ晒名駿さん。
晒名さんは、現在HUNT BANK株式会社を設立し、学生と経営者(役員以上)による完全無料・両者完全審査制プラットフォームを運営しています。
「学生起業」というキーワードはよく聞くようになったけど、実際に行動に移している人はまだまだ少ない学生起業。どんな経緯で起業を決断したのでしょうか?「一緒に働きたい人と働くには?」という現在のマイテーマに至るまでの変遷も語っていただきました。
「キャリアとは『出会い』の連続!」動画視聴のポイント
- 大学生時代に頑張った経験は?
- 学生起業に至るまでの変遷は?
- 働く上で大切にしたいことは?
といったポイントを意識しながら、晒名さんのプレゼンを視聴してみましょう!
大学生活に頑張ったこと(0:28~)
明治大学商学部を卒業した晒名さん。大学時代は、“大学生でもこんなにすごいことができるぞ!”というのを社会に伝えることを目標にしたAGESTOCK実行委員会(学生団体)の活動に力を入れていました。
2018年には、TOKYO DOME CITY HALLで3500人の学生が集まるイベントも開催したそうです。
実は、起業のきっかけもその活動!
活動をする中で得たご縁にも恵まれて、大学4年の4月にハントバンク(株)を設立し、大学生と経営者のマッチングサービスを始めたそうです。
『もしドラ』をもとに進路選択!?(1:09~)
高校生のとき、みなさんはどんな風に学部を選びましたか?好きな教科の延長の学部、将来就きたい職業に関わる学部、いや、実はあんまり理由がない…なんて人もいるかもしれませんね。
晒名さんの学部選択は、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』という本が発端のようです。当時所属していたハンドボール部においても、この本を参考にチームづくりをしたみたいで、その時から経営学にハマったそう。
大学に入学してからは、より企画に焦点を当てて活動したいと思いAGESTOCK実行委員会に入ったようで・・・。何だか『もしドラ』をきっかけにした進路選択が、まさか本当に起業につながるなんて、面白いですね!
なんで学生起業したの?(2:44~)
AGESTOCK実行委員会を引退した大学3年生終わり。「しゅうしょくかつどう」の「し」の字もわからなかったという晒名さんは、実行委員会の活動の中で知り合った経営者の方に相談に行きました。
そして、その相談をきっかけに、ハントバンクを創業することになります。
ただ、起業の決断の裏には「一緒に働きたい人と働くには?」というマイテーマが深く関わっているようです。どんな経験がこのマイテーマを生んだのでしょうか?
仲間の大切さに気付かされた半年間の就業経験 (4:05~)
晒名さんは、AGESTOCK実行委員会での経験を振り返り「仲間のためなら何でもできるし、仲間と何かに打ち込んでいるときが一番楽しかった」と語ります。
また、その仲間の大切さは、ツラかった半年間の就業経験によってさらに浮かび上がります。
「馬が合わない人と働くのは無理!」
そう実感した晒名さんは、自分の力で一緒に働きたい人と働くためにも、実力をつけようと起業を決断したようです。
「出会いは偶然!」偶然を活かすことがキャリアにつながる(5:58~)
出会いは偶然で、かつ、運命的。
起業という選択肢にこのタイミングで出会ったのも、何かしらの意味があるんだから自分はそれを大事にしていきたいと言う晒名さん。
大学生という期間に出会う様々な偶然の出会いを大切にしてほしいとメッセージを残してくれています。
みなさんは、日々の偶然の出会いを自分のものにできていますか?
ハタチのトビラ編集部より
「起業」って想像すると、めちゃくちゃビジョナリーな人なのかな?熱い想いが必要なのかな?スキル・能力が高くないとできないのかな?と思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、一般的な「就活→就職」のルートではなく、まさかのファーストキャリアで「起業」を選んだ晒名さんのきっかけは、“偶然の出会い”でした。
出会いを活かすも殺すも自分次第。
キャリア戦略の「戦略」を「戦(いくさ)を略す」と書くことを踏まえると、「うーん、どうしよう」とあれこれ考えて計画を練るよりは、キャリアも略して考えて、たまたま目の前に現れた出会いを大切にしていくことが、実は一番のキャリアの近道なのかもしれないですね。