就活前に知っておきたい働くのリアルとは!?
就活という限られた時間の中で、自分っぽい進路を選択していくのは簡単ではありません…だからこそ、就活前に“働く”や企業について知ることで、有意義な準備ができるはず!
「大手は本当に安定しているのか?」「裁量権を持って仕事ができるのか?」等の大手企業に関する様々な疑問に答えるべく、(株)コクヨ と (株)ロッテの採用担当者の方に対談していただきました。
将来について悶々としたり、一歩踏み出せずに立ち止まってしまっている方におすすめの動画です。ぜひご覧ください。
動画視聴のポイント
- 大手=安定ってホント?
- 大手企業での裁量権の特徴とは?
- 教育制度はどうなっている?
といったポイントを意識しながら、対談動画を視聴してみましょう!
大手企業=安定?(0:20~)
誰もが一度は思う「大手企業は安定しているの?」という疑問。
何をもって安定と言うのか?、その基準によって判断は変わりそうですが、創業70年を越えるロッテの高木さんは「食というのは絶対に無くならない業界、そういう意味では安定している。一方、現状維持のままでは今後の成長は見込めない。」と話します。
日本は人口減少で国内市場が縮小している中、ロッテもコクヨも海外に出ていかないと難しい局面にきているようです。
テクノロジーの発展や働き方改革等により、コクヨを取り巻く市場も変化しており、それらに素早く対応していくため、人事制度は「年功序列型」から「能力主義型」へ変わったと採用担当である山本さんは教えてくれました。
皆さんは、2人の話を聞いてどう感じましたか?これからの時代における「安定」とは何かを考えてみましょう。
大手企業の裁量権のリアル(3:09~)
あなたは、裁量権のある会社で働きたいですか?
大手とベンチャーを比較するときに、裁量権はよく話題にあがる項目の1つです。
ロッテでは、新卒1年目は勉強期間ということでお菓子の売り場作りやお客様の購買行動を学んでいくとのこと。「それぐらいの仕事しか任せられないの?」と感じてしまう期間は正直あるけれど、最終的にはコアラのマーチ担当とかパイの実担当として、年間数億を動かすブランドを担当できるようになることは大手ならではかもしれません。
コクヨの山本さんは、①動かすお金の量と②動かせる人の数という2つの観点から、自身の営業時代の経験も交えて、大手ならではの裁量権の特徴を話してくれています。
実は、大手にも裁量権はある!あとは、どのタイミングでどんな裁量がほしいかが、企業選びにおいて重要になりそうです。
大手企業の教育制度(5:20~)
大手企業の特徴としてもう一つテーマとなったのが、教育制度でした。研修にかける時間や費用など、大手で余裕があるからこそ充実している面はあるようです。
ただし、コクヨでは人事制度の変更に伴って、研修体系も「階層別研修」から「自由選択研修」へと変わったそう。大手だからといってその中で何かをし続けるのではなく、自律したキャリアを歩んでいくために、所属している会社で何を得るのか?という視点が大事になってきているのかもしれません。
ロッテでもキャリアサポートの窓口ができ、社員が相談できる体制が整ってきていて、実は社会人も悩み続けているんだよ、とお二人は赤裸々に語ってくれました。
ハタチのトビラ編集部より
大手企業には、毎年多くの応募者が殺到します。あなたは、どんな企業に就職したいですか? 大手? 中小企業? ベンチャー?
一昔前は「大手は安定している」とよく言われましたが、今回の動画にもあったように、今は、年功序列や終身雇用も崩壊しつつあり、大手に入ればぬくぬくしてても一生安泰なんていう時代は終わりました。大手企業でのリストラのニュースもよく目にするようにもなっています。これからは、自分のキャリアを自分で築き、磨き続けないといけない時代です。
どのような会社で何の経験やスキルを獲得し、自分のキャリアを築いていくのか?
実際には、大学の学部選択のときから、あなたのキャリアはスタートしています。大いに悩み、そして、その悩む事自体を楽しみながら、ぜひ自分の未来を描いていってください。行き詰まったら、ハタチのトビラの動画にも戻ってきてくださいね!多くのヒントがもらえると思いますよ!