就活前に知っておきたい“インターンシップ”のホント
「インターンに参加すると就活で有利」
就活生になると、誰もが耳にするこの話・・・。でもこれって本当なのでしょうか?
そこで今回、就活前の大学1,2年生の皆さんにインターンシップのホントのところを知ってもらうべく、現役人事にイチから解説していただきました。
この動画を見て、正しいインターンシップの知識を身に付けましょう!
動画視聴のポイント
- インターンシップとは?
- 1dayインターンや長期インターンの特徴は?
- インターンシップはどうやって探す?
といったポイントを意識しながら、解説動画を視聴しましょう!
インターンシップって…何?(0:20~)
解説いただくのは、大手メーカーで人事を担当している山本浩貴さん。現役人事からリアルなお話を聞ける貴重な動画となっています。
インターンシップへ参加する上でのメリットや注意点を確認していきましょう。
インターンシップの定義と変化(1:09~)
まずは、インターンシップの定義から確認です。
インターンシップとは、「仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを学生が見極めることを目的に、自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行う活動」ということで、あくまで職業体験であり採用活動ではないことがわかります。
ただし、昨今は経団連と大学の協業の中で、インターンシップを採用目的にしてもいいのではないかという議論が出ているそう。
2023卒の先輩たちは約9割がインターンに参加しており、2022卒で見ると、約6割がインターンに参加した企業ないし同じ業界の企業に入社予定というデータもあるようです。一方で、企業側からのデータとしては、内定者のうち約3割が自社インターンシップの参加者であるという調査結果もあり、「インターンに参加すると有利」という見え方は否定できません。
インターンシップの種類(4:11~)
色々な形式があるインターンシップ。山本さんに「仕事体験」「インターンシップ」「長期インターンシップ」の3つを説明してもらいました。
仕事体験
日数は1日以下であることが多く、形式は体験。人事担当者が受け入れて仕事体験のワークを提供することが多い。昔は1dayもインターンシップと呼ばれていたが、実践経験ができないので、体験と呼ばれている。
インターンシップ
3~5daysのものを指す。受け入れるのは仕事体験と同じで人事だが、より実践的なプログラムを行う。
長期インターンシップ
1~2週間、もしくはそれ以上のものを指し、現場受け入れで実務経験の機会を提供する。
一口にインターンシップと言っても、日数や形式によって種類が分かれていることがわかりますね。また、それぞれの実施時期や企業規模も違うようですよ!動画を見てチェックしてみましょう。
インターンシップの形式は様々ありますが、共通するのは、どれも「社会を知り『自分を知る』為のひとつの手段」であるということ。インターンシップの心得として、山本さんは以下2つのアドバイスをお話してくれました。
- 社会自分を知るきっかけに過ぎないことを忘れずに
- インターンを通じて何を得たいか“目的”を明確にして参加せよ
その他にも、インターンと就職活動の関係性も赤裸々に解説してくれています。要チェックです!
インターンシップの探し方(9:24~)
インターンシップの検索方法としては、「仕事体験」「インターンシップ」は次の3つが一般的とのこと。
- リクナビ/マイナビのような就職ナビサイト
- 「社名 インターンシップ」で検索
- 口コミサイトで確認する
長期インターンシップは、長期インターン専用のサイトで検索するといいようです。
皆さんへのメッセージ(10:19~)
最後に、山本さんから皆さんへ2つのメッセージをいただきました。
- インターンシップは内定のためではなく「自分なりの“働く”を考える」ために活用しよう
- まずは自分を知り、目的意識を持って学生生活を送ってみよう
いっぱいインターンに参加したんだけど、何が自分に残ったのかな…?
こんなことにならないように、焦ってインターンに参加するのではなく、まずは自分を知ることから、一歩ずつ始めてみましょう。
ハタチのトビラ編集部より
いかがでしたか?インターンシップについて知ることができたでしょうか?
最後に山本さんもお話していましたが、就職活動においては、「業界や企業を知る(=社会を知る)こと」だけでなく「自分を知ること」もとても大切です。ハタチのトビラでは、その両方を応援するサービスがそれぞれありますので、ぜひ活用してみてくださいね。
自分を知る:マイテーマ探究、マイテーマ探究イベント