20代でフリーランスになった僕が意識している、たった一つのこと。

人生100年時代の「フリーランス」として働く実態

「ライフステージに合った働き方を選択できる社会の実現」が叫ばれる中、国内の広義のフリーランスは、462万人となり、増加傾向にあります。

『フリーランス白書2020』の調査によると、フリーランスの年収は400万円以上が54.6%ですが、例年同様、収入には大きなバラツキがあるようです。また、フリーランスの暦が長いほど、「人脈」も増えることで取引社数が多くなり、年収も高くなっていく傾向にあることが分かります。

コロナ・ショックの影響で「収入が減った」人の割合は会社員の2倍以上にのぼり収入の不安定さがあるというデータが出ています。「稼げるようで、稼げない」フリーランスの現実・・・

一方で、約9割のフリーランスがコロナ後も「今の働き方を継続したい」と答えているように「働く時間・場所の自由さ」「自分の技能を発揮できる」などのフリーランスならではの働き方はやはり魅力的で、やりがいを感じている人多いとことが分かります。

そんなフリーランスへキャリアチェンジした郡司さんにフリーランスのリアルと学生時代の経験について語っていただきました。

 

20代後半で「フリーランス」の道を選択した郡司さん

今回の話者でフリーランスとして働く郡司さんは、活動の幅も様々。

「ブランドをもっと好きになってもらうための活動」としてブランディング、マーケティング、ディレクションを中心としながら、多様なプロジェクトを企画・運営されています。

IT系ベンチャーに就職後、20代後半でフリーランスとして働く道を選択。意識していることは、学生時代からずっと変わらないといいます。

では、何を大事にしてキャリアを歩んでいるのでしょうか?

「フリーランス」へ興味はあるけれど、その実態が分からない!組織に頼らず「働く」を選択するために学生時代何をすればいいの?そんな方は必見です。

 

「フリーランスとして働くって?」動画視聴のポイント

  • “なんとなく終わってしまう大学生活”にしないための過ごし方って?
  • 「マイテーマ」を軸としたフリーランスの活動へと踏み切ったきっかけとは?

といったポイントを意識しながら、郡司さんのプレゼンを視聴してみましょう! 

 

「知」「覚」「動」「考」一番大切なのは?(0:36~)

郡司さんのモットーは、とにかく「動き続けること」
「知る」よりも「覚える」よりも、「動くこと」
「動いてから考える」ことをずっと大切にしてきたといいます。

 

なぜ、「フリーランスとして働く」という選択をしたのか?(1:56~)

「新卒」は人生で1回しかない”から、とりあえず就職してみようかなぁと就活を始めたものの、100社受けて、受かったのはたった2社。

ひとつはパチンコの会社、もう1社がIT系ベンチャー。「君、面白いぞ」って言われたIT系の会社で働き始めました。何不自由なく働いていたけれど、「会社の目標に向かうこと」より、「やりたいこと」がどんどん出てきたそうです。

 

マイテーマ「『ちょっと面白い』を増やすには?」(2:36~)

・同じ組織の仲間だけでなく、やりたいことを共に達成できるチームがもっとあったら面白そう!
・スキルをもった人たちが、気の合う仲間とともに助け合って、面白いことすればいいんじゃない?

「これちょっと面白くない?」というもの、くすくすっと笑っちゃうようなことをもっとつくりたい思い、動き続けたそうです。そうすることで、自然と「仲間」ができてくるということに気が付きました。

 

どんなハタチを過ごした?(3:22~)

サークルとバイトを往復する日々だった大学生活。

やりたいことは特になく、ちょっと好奇心旺盛な、普通の大学生だった郡司さんは、イギリスに3か月間留学したことをきっかけに、旅や音楽、遊びに目覚めたそうです。

「今、ハタチに戻ったら何するかな?」と考えてみても、やっぱり今と変わらない。「自分が感動すること」「ときめきを覚えるようなこと」を見つけ続けることをやると思うと言い切ります。

“なんでもいいから「心が動くこと」をやり続ける。”

とにかく、「動くこと」が大切ということが、僕の伝えたいことです。

 

ハタチのトビラ編集部より

働く=組織の人になる、働く=我慢すること、という概念は覆されつつあります。ライフステージに合わせて、自分の働き方を選べるそんな時代になりました。

アフターコロナの時代には、フリーランスやパラレルキャリアなど、“会社の看板ではなく、自分の名前で働く”自律したワークスタイルを志向する人が、一層増えていくことが予想されます。

郡司さんは、「動くこと」=自分で体験してみることで「心が動くこと」を少しずつ見つけてこられたのだと思います。そして、様々な経験を積みながら、いつでも自分の声をきくことを忘れずに、自分に正直に生きる姿がとても印象的ですね。

みなさんも、なんとなく過ごす日常や心地いい場所から一歩踏み出し、自分の可能性を広げてみましょう!

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