マイテーマ「社会をよりよくする教育とは?」を掲げ、大学院の設立事業に携わっていらっしゃる七條 晶子さん。
教員という選択肢を取らず、様々な視点からマイテーマの実現に向けて教育に携わってきた七條さんは現在に至るまでどのようなキャリア選択をしてきたのでしょうか?
変らない教育への想いを持ちつつ、時代の変化を捉えながらキャリア形成を行う七條 晶子さんのマイテーマプレゼンは必見です!
「変わらないものと変わるもの」動画視聴のポイント
- 「教育に携わりたいと想ったきっかけは?」
- 「やりたいことを実現させる方法は?」
- 「今大学生だったらしたいことは?」
といったポイントを意識しながら、七條さんのプレゼンを視聴してみましょう!
自己紹介(0:14~)
七條さんが、マイテーマ「社会をよりよくする教育とは?」を抱くきっかけになったのは幼少期の転勤のようです。
元々大阪生まれだった七條さんは、お父さんの転勤により徳島に引っ越すことになります。
一体どのようにして、教育に興味を持つようになったのでしょうか。転勤による環境の変化が、大きく関わっているようです。
マイテーマのきっかけ(1:43~)
七條さんが引っ越しによる環境の変化で気付いたこと。それは、大阪と徳島での教育に対する考え方の違いでした。
大阪では教育熱心なPTAがいて、学校の先生方がちゃんとしていないと保護者が怒るという環境だったのに対して、徳島では、先生は「えらい人」「先生に任せておけばOK」という風潮があり、先生方があまり努力しない感じだったと言います。
この経験が、マイテーマである「社会をよりよくする教育とは?」について考えるきっかけになったようです。
9年間マイテーマを探究する中で見えてきたこと(2:50~)
大学卒業後、大企業が「社会を変える機動力」になるかもしれないという考えから、七條さんは大企業で働く人向けの教育事業に携わるようになります。
しかし、9年間走ってきて、「どうやらそれだけでは、社会がよりよくなることにはならないかもしれない」というのが見えてきました。
背景にあるのは、大きな社会の変化。「資本主義社会」から「価値提供主義社会」へと社会が変わっている中で、マイテーマは変わらないけど、アプローチ方法は変えていかなきゃいけないと模索しているようです。
マイテーマ探究において大切にしていること(3:40~)
いわゆる「就活」をしたことがないという七條さん。マイテーマ探究そのものが、自然とキャリア形成にもつながっているようです。
七條さんがマイテーマ探究の中でやっていることは4つ。
- とにかく行動すること
- 時々立ち止まって振り返ること
- 実現したいことを言い続ける
- 社会の変化とマッチしているかを定期的に検討する
これらをやり続ける事で、人と出会い、さらには仕事を得ながらマイテーマ探究を行っています。まさにマイテーマ探究そのものが人生になっていますね。
ハタチのときの七條さん(5:05~)
ハタチの頃、七條さんは大きく4つのカテゴリーに分けてお話してくれました。
それらは、「大学」「バイト」「課外活動」「遊び」。
七條さんは、これらすべてとマイテーマを結び付けて説明して下さっています。
「遊び」はマイテーマとの結びつきを想像しづらいかもしれませんが、「遊び」によって心のゆとりを持つことで「人を巻き込む力」に変えていたそうです。
皆さんも今の過ごし方にマイテーマを関連付けさせると、また違った見方ができるかもしれませんね。
もしハタチに戻るなら(6:01~)
大学時代、とても充実した日々を送っていた七條さんですが、心残りもあるそう。それは、「大学院への進学」と「起業」です。
「人生100年時代」と呼ばれる現代において、思考能力や社会を捉える力を磨く選択肢の一つとして大学院にいってもよかったのでは?と考えているそうです。
もう一つは「起業」。今なら簡単に会社も作れるので、やってみたら面白かったのでは?と振り返っていました。
皆さんは「人生100年時代」の中で、ハタチという「今」をどのように過ごしたいですか?
ハタチのトビラ編集部より
皆さんは、自分の理想と社会の現実の違いにモヤモヤしたことはありませんか?
七條さんは、目指す理想の教育を変化する社会の中でどう実現させるかについて、他者との「出会い」や本からの「学び」等を通して、多角的に探究されていました。
マイテーマを探究する手段は多種多様!そんなことを、七條さんのこれまでの人生から教えていただきましたね。
みなさんも、マイテーマをどんどん発信し、行動を続け、時々振り返って、自分ならではの人生を創っていってください。