外資系コンサル企業で働く私のパラレルキャリア。
ベネッセを経て、現在は、コンサルティング業界大手のアクセンチュアで「働き方改革」に携わっている岡田さん。
パラレルキャリアを体現する岡田さんは、NPOの活動で高校生や大学生のキャリア教育にも携わっています。
そんな岡田さんのマイテーマは、「一人ひとりがいきいきと、生きられる社会にするには?」
このマイテーマを探究するために、どのような活動をしているかを語っていただきました。
「マイテーマ探究のための活動は無限大!?」動画視聴ポイント
- コンサルタントとしての活動は?
- NPO法人での活動は?
- 学校づくりにかける想いは?
といったことを意識しながら、岡田さんのプレゼンを視聴してみましょう!
自己紹介(0:12~)
大学卒業後、教育大手のベネッセに入社し、高校生向けの進路情報誌の編集・企画を担当していた岡田さん。
その傍ら、NPO法人JUKEで高校生・大学生向けのキャリア教育事業に携わり、社会人2年目〜4年目まで代表として活動していました。
現在はアクセンチュア株式会社に転職し、経営コンサルタントとして働いています。
自分を形成する3つのキーワード(1:20~)
岡田さんは自己紹介の一環で、自分を形成するキーワードを語ってくれました。皆さんは、以下のキーワードを見て、何か親近感を抱くものはありますか?
1. Snow Girl
ロシア・アラスカ・カナダに住んだ経験がある岡田さん。たまたま住んだ国が寒い国ばかりだったけど、その偶然が自分を形作っているようです。
2. Travel
旅行が大好きで、時間が取れると温泉や海外に行くことが多いそう。今まで訪れた国は、なんと約50ヵ国!
3. Education
大学時代はアフリカのコンゴに小学校を創るプロジェクトへ参画。社会人では、高校生や大学生向けのキャリア教育に携わるなど、マイテーマにつながる「教育」に取り組んでいます。
マイテーマとマイテーマを探究する活動(2:27~)
岡田さんは「一人ひとりがいきいきと、生きられる社会にするには?」というマイテーマを掲げています。
社会人として働く中で、学生時代の恩師に「定年は75才くらいになっているかもね」と助言されたことが、このテーマに至ったきっかけのようです。その当時「どうせ長く働くなら、楽しく働きたい!」という想いが芽生えたとのこと。
マイテーマ探究として、現在は3つの活動をしているようです。
①アクセンチュアのコンサルタントとして、人力で行っていた業務をテクノロジー(AIやRPA※)の力で効率化する働き方改革への取り組み
※RPA(Robotic Process Automation):今までは手作業で行ってきた単純な事務作業を、ソフトウェアなどを使って自動化することで、効率化を図るツール。
②NPO法人JUKEを通してキャリア教育支援の取り組み
③新たな学校立ち上げの取り組み(デンマーク生まれの全寮制の成人教育機関「フォルケホイスコーレ※」が理想)
※フォルケホイスコーレ:北欧独自の教育機関。全寮制で試験や成績がなく、「知」の欲求を満たす場。
どの取り組みもマイテーマを軸に活動していることが伝わってきます。
マイテーマの原体験とハタチへのメッセージ(5:42~)
マイテーマのきっかけは、岡田さんのお父さんの「人生は学び続けること、学ぶことは楽しい」という言葉。この言葉を心に刻み、岡田さんはマイテーマ探究を続けます。
そして、ハタチの皆さんへは「“変化”や“違い”を楽しんで生きる。」というメッセージを残してくれました。
「変化」や「違い」を楽しめれば人生は楽しくなる。ハタチとは言わず、何歳になってもこれらを楽しみながら生きていってほしいと語ってくれました。
ハタチのトビラ編集部より
“教育”を軸に、学生時代から様々な活動をおこなってきた岡田さん。「どうすれば楽しく生きられるか?」を常に考えて行動することの大切さを語ってくれました。
日常生活の中で、複数の興味や関心が生まれることってあると思いますが、必ずしも一つに絞る必要はありません。また、必ずしも本業の仕事で体現しようとする必要もありません。
多様な働き方が許容される時代だからこそ、自分の興味から「複数の選択肢を取りにいくこと」に挑戦するのも、生き方の一つかもしれませんね。