介護・福祉業界の仕事に興味がなかった私が、業界の闇にITで切り込む理由。

働いてみて感じた介護福祉業界の問題点とは?

「福祉に関わる全ての人たちが幸せになれる仕組みを作りたい!」というマイテーマを持ち、介護・福祉業界のIT化を支援している後藤早貴子さん。

なぜ介護・福祉業界の仕事に興味がなかったのに、そのような思いを抱くようになったのでしょうか?

「社会にどんな変化を作りたいか?」を自問自答しながらキャリアを歩んできた後藤さんのこれまでの経緯と今後のキャリア、そして今の悩みについて語っていただきました。

 

「仕事を通じて誰を喜ばせたいだろう?」動画視聴のポイント

  • 介護・福祉業界の変化とは?
  • キャリアに迷った際に意識することは?
  • 自分が笑顔にしたい人って誰だろう?

といったことを意識しながら後藤さんのプレゼンを視聴してみましょう!

 

自己紹介&現在の仕事内容(0:13~)

後藤さんは現在、介護・福祉業界へのITソリューションを行っているそうです。

紙媒体からタブレットを活用したデータ保存や新たなアプリケーションを活用したシステムを稼働させるなど、業界の効率化を進めていらっしゃいます。

 

マイテーマ探究の原体験(0:59~)

もともと後藤さんの家族にも障害者がいたため、ケアワーカーの方と接する機会も多く、介護・福祉が身近にあったようです。その一方、福祉系の仕事よりも国語の先生になりたいという想いがありました。

2011年3月11日、大学受験の前泊で東京のホテルへ移動する時に東日本大震災に遭遇した後藤さん。これをきっかけに社会問題に目を向ける機会が増え、段々とその問題を解決する立場になりたいと思うようになったそうです。

そこから、身近に感じていた介護業界へ新卒で入社されます。

 

働く中で感じた負のジレンマとは?(2:24~)

入社後、業界の「人手不足」という大きな問題にぶち当たることになります。

営業部に配属となった後藤さんが仕事をとってくると現場の人が忙しくなり、体を壊して辞めてしまうという負のジレンマに陥ってしまう状況に・・・。

そんな状況から、

  • 介護・福祉業界に関わる人を増やしたい!
  • 働きやすい環境を作りたい!

という2つのことを考えるようになり、現在の会社に転職されたそうです。

 

マイテーマを探究する上で大切にしていること(3:13~)

「自分がいた人生といなかった人生で社会にどんな変化を作りたいのか?」

後藤さんは、この問いをよく自分で考えるそうです。

現在は「介護・福祉に関わる全ての人たちが幸せになれる仕組みを作りたい」という思いから、IT化や効率化、さらには人材確保に向けた取組みを行っているとのことです。

 

ハタチへのメッセージ(4:38~)

後藤さんは、皆さんへのメッセージとして、

「自分がいた人生といなかった人生で社会にどんな変化を作りたいのか?」を考えるときのヒントを伝えてくれています。

それは、辛い経験や支えてもらった人たちを思い浮かべて、どうしたらその人たちを笑顔にできるかをイメージし行動に移すこと!

その場に留まっているだけでは何も始まらない。。。行動することで新しいご縁がつながり、自分自身が得られるものがあるはずだと教えてくれました。

 

社会人になっても悩む!(5:37~)

マイテーマや理想はあるけれど、「ここで実現できそうか」「どのタイミングでどこに進めば良いか」、など悩みは多くあるそうです。

社会人になったらバリバリ働いて悩みなんてなさそう...なんて思ってませんでしたか?

自分のキャリアを考えることはずっと続きます。みなさんも、ぜひ後藤さんと一緒に少しずつ考えてみませんか?

 

ハタチのトビラ編集部より

普段から自分の行動や考えを振り返っているからこその言葉が溢れていましたね。

自分のキャリアに答えはありませんし、常に向き合い続けていくものです。

最後に後藤さんから「今も悩んでいる」という言葉も出てきました。どこで、いつ、どのように自分の理想やマイテーマを実現できるかを探究する。そうすることで次のステップが見えてきます。

常に自分に問いかけて理想に近付けるよう、まずは一歩踏み出してみませんか?

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