エイベックスで「感動を届ける立場」を掴んだ秘訣とは?
マイテーマ「日常の中に非日常体験を届けるには?」を掲げ、22歳と若手ながら活躍の幅を広げる足立詩緒香さん。沖縄の専門学校卒業後に上京し、学歴も経験もないままエイベックスへ入社しました。
エイベックス入社前に大切にしてきたこと、入社後に気が付いた学生時代にやるべきことがあるようです。
足立さんが、今ハタチに伝えたいこととは?
「やりたいことって必要?」動画視聴のポイント
- 「どんな価値観を大切にしてきたか?」
- 「エンタメ業界で活躍する秘訣とは?」
- 「自分の志を実現するには?」
といったポイントを意識しながら、足立さんのプレゼンを視聴してみましょう!
感動を届けるために大切にしていることって?(0:15~)
アーティストのライブやプロモーションビデオみるのが好きで、「感動をもらう側から届ける側へいきたい」と思い、エイベックスへ入社を希望しました。
マイテーマ「日常の中に非日常体験を届けるには?」を実現するためには、「まずは自分自身が楽しみ、感動を感じる状態でいること」を大切にしているそうです。入社後2年間CDパッケージの営業を経験した後、現在は「事業立案・推進グループ」へ異動し、新しいことを発信する仕事に携わっています。
学歴も経験もない学生がエイベックスへ入社?!(1:32~)
最年少でエイベックス入社を果たした足立さんの学生時代も波瀾万丈。
「カメラを学びたい」と考えた足立さんは、スタジオや貴重なカメラが使えるという理由で、沖縄に唯一あった専門学校へ入学を決めました。しかし、なんとそこは5年間プログラミングを中心に学ぶ学校…。
はじめは、後悔もあったそうですが、ノリで「プログラミングってこれから大事だな。とりあえずやってみよう!」と先をみてチャレンジしたことが良かったと話します。
学生時代も今も変わらず大切にしていること(3:09~)
選考から大切にしたことは「熱意」。それは、入社以前も今も変わらないと言います。
また、学びながら悩んだときは、何をやるべきかやりたいことを明確にし、「今、何をすべきか」と優先順位を整理するというプロセスも大切にしたそうです。
マイテーマを探究するために、今大切だと思っていること(3:40~)
社会人生活を経て、「学生時代にもできたな~」いう気づきを3つ、共有していただきました。
1. 本業以外での挑戦
本業のみに集中していると、いつの間にか視野が狭くなってしまうことがあります。違う分野へ一歩出てみることで自分の視野が広がり、知識と人脈が拡充するそうです。
2. アイディアをぶつける
1年目だろうが、2年目だろうが、若くてもアイディアをぶつけることをしているそうです。自分の意見を伝えることで、自分の才能と課題を認識できた経験があったようです。
3. 常にアンテナを張る
「企画力が大切」を高めるために必要なのは、情報を得ることだと言います。流行り廃り、できること・できないことを判断するために、アンテナを張り続けておくことで情報をキャッチしやすい状態をつくることが重要です。
ハタチ世代に伝えたいこと(4:50~)
複数語ってくれたメッセージの中から、学生に伝えたい3つのことを紹介します。
1. 楽しいと思えることをやること。そして好きになる努力も大切
例えば、就職後に希望していない部署に配属されたとしたら、みなさんはどうしますか?足立さんは、「つまらないな‥」となるのは簡単だけれど、やりたくないことを自分の意識で好きになる努力も大切だと話します。
2. 人間、そんな簡単に死にはしない
ミスしても、お金なくしても、家をなくしても、何だかんだ生きていけます(笑)と言いながら微笑む足立さん。ハタチだからこそ、何でも死に物狂いでやってほしいなと語っていただきました。
3. 常識なんて覆せ
足立さんが所属するエイベックスは、まさにこれを体現している会社。レコード会社が、ライブ、配信、アニメ、食‥様々な分野に挑戦する企業です。今は、非常識を常識に替える時代。常識を自分たちで作ってほしいという熱いメッセ―ジで締めくくられました。
ハタチのトビラ編集部より
エイベックスというエンタメを代表する企業の狭き門を、自らの志で道を切り拓いた足立さん。自分の想いに正直に進んだ経験の積み重ねが、志を育む機会につながることを教えてくれました。
1度切りの20代、後悔しない時間を過ごすために「どんな想いから、どんな行動を起こしますか?」