マイテーマ×自分の癖!?
みなさんは自分の癖ってありますか?
「癖」と聞くとなんだかネガティブなイメージがついてきますよね。。。今回は、そんな癖を受け入れ、そして活かしながら働いている植原さんのマイテーマプレゼンです。
植原さんは、「greenz.jp」というWEBマガジンを運営しているNPO法人グリーンズでCCOとして働いています。(CCO=チーフ・コミュニティ・オフィサー。コミュニティや組織づくりを考えるのが任務。)
マイテーマに自分の癖をかけ合わせた働き方を実践されている植原さんのプレゼンをぜひご覧ください!
「自分らしさって何だろう?」動画視聴のポイント
- 「強み発見のポイントは“癖”?」
- 「自分の癖をキャリアに活かすには?」
といったポイントを意識しながら、植原さんのプレゼンを視聴してみましょう!
CCOという肩書きにたどり着いた背景(0:14~)
CCO(チーフ・コミュニティ・オフィサー)として働く植原さん。ハタチの頃からマイテーマを模索する中で、この肩書きに行き着いたそうです。
加えて、自分の癖もかけ算することにより、他の人とは違うような仕事や働き方ができるようになっていったようです。
マイテーマ「コミュミニティの力で社会を良くするには?」(1:18~)
人のつながりが分断されているような今の世の中。しかし、人間には誰かとつながり協力することによって何かを創る力がある。この人間に備わっているコミュニティの力を引き出して、社会を良くしていけないだろうか?
こんな想いから、植原さんは「コミュミニティの力で社会を良くするには?」というマイテーマを掲げ活動しています。
「greenz.jp」って何?(1:52~)
「greenz.jp」は日本や世界の社会課題をどう解決していくのか?について取材して情報発信しているWEBメディアです。
このメディアのテーマは、「いかしあうつながり」があふれる幸せな社会。
人 対 人だけでなく、人と地域の資源や文化などももっとつながり、それらが豊かになればよりよい社会になるではないか?をメディアとして追いかけているそうです。
植原さん自身は立ち上げメンバーではなく、現在転職して4年半(動画撮影の2019年当時)となり、経営のポジションを担っています。
副業としての活動(3:05~)
植原さんは、マイテーマを追求するために、本業の傍ら別のNPOを立ち上げます。
名前は、「アーバンファーマーズクラブ」。
コンクリートジャングルの都会に畑をつくることで、みんながつながり、助け合いの地域社会をつくっていこうとしています。
トラウマから作り出された自分の癖(3:37~)
みなさんは転校の経験ってありますか?
植原さんはなんと4回も小学校を転校し、せっかく友達になっても1年後にはすぐ新しいコミュニティに行かされる経験を何度もして、それがトラウマになってしまった様子。
大人になった今も、新しいコミュニティに入れられてしまうのは苦手・・・
だったら、自分でコミュニティをつくりたい!これが癖として染み付いていったそうです。
・大学でのサークル立ち上げ
・IT若手の会
・1988年生まれの会
・武蔵小山でのご近所コミュニティ
これらは、これまで植原さんがつくってきたコミュニティの一部。
コミュニティをつくりたがるのは、植原さんの生い立ちから生まれた「癖」となります。
癖=自分らしさ?ハタチへのメッセージ(4:41~)
冒頭に聞いた問いをもう一度皆さんに投げかけます。
みなさんは自分の癖ってありますか?
植原さんは、ハタチのみなさんへのメッセージとして「自分の癖を融合させられると、自分だけのキャリアができる」と伝えてくれています。
・収集癖がある
・人の話を聴くのが楽しい
・もくもくと作業するのが好き
生い立ちに紐づく癖は誰しもあるはずだし、この自分の癖はどうしたって変わらないもの。マイテーマを追いかけ続けながら、癖と融合させて自分だけのキャリアをつくっていってほしい!とお話してくださいました。
ハタチのトビラ編集部より
私自身、癖をキャリアづくりに活かすって、今まで考えたことがありませんでした。しかし、自分の生い立ちと今の仕事を振り返ってみると、「あ〜癖が活かされているかも…」と思うことがあります。
私の実家はお寺です。小さい頃はよく住職の父にくっついて仕事を見学していました。お葬式の前には、亡くなった方がどんな人物だったのか、何が好きだったのか、どんな思い出があるか等をお聞きしていきます。
私は今現在、新卒中途採用の面接官やキャリア相談などのお仕事をしているのですが、人の人生やキャリアを聴くことがとっても好きなんです。ひょっとすると、小さい頃の経験がきっかけになっているのかもしれないなぁと思いました。
みなさんには、どんな癖があるでしょうか?
自分自身の生い立ちを振り返り、癖という自分らしさを発見することは、キャリアづくりの一歩目かもしれませんね。