「自分が見つからない」学生時代、意識したのは社会を知るコト。
マイテーマ「幸福に溢れる社会を創るには?」を掲げ、株式会社サーキュレーションでソーシャルデベロップメント推進室の代表(当時)として働く信澤みなみさん。
信澤さんは学生時代から、価値観を広げ、自分を見つけるために留学やインターン等の様々な経験を積んできました。経験を積む中でどんなことを感じ、どういう経緯でこのマイテーマにたどり着いたのか?
信澤さんの行動理念ともいえる最後のハタチのへのメッセージも必見です!
「自分のことを知るにはどうしたらいい?」動画視聴のポイント
- 「高校でも大学でも繰り返してしまっていたこととは?」
- 「留学先でのインターンで学んだこととは?」
- 「ハタチ世代に送る4つのメッセージは?」
といったポイントを意識しながら、信澤さんのプレゼンを視聴してみましょう!
「働き方」や「生き方」を軸にした信澤さんの活動(0:11~)
信澤さんは、ご自身が立ち上げたソーシャルデベロップメント推進室の仕事の他に、「働き方」や「生き方」に関わるコラム執筆や登壇を行うなど、“複数社で働く”や“自分らしく働く”ことについて、パラレルキャリアアドバイザーとしても活動しています。
進路選択のときに気づいたこと(0:42~)
皆さんは、中高時代に「バスケ部っぽいよね」「テニス部っぽいよね」という感じで、部活ごとのカラーってありましたか?
信澤さんは小中高ずっとバスケットボールをやってきたそうなのですが、高校から大学へと進学するときに振り返ってみると「価値観似ているような人達と生きてきたなぁ」と気づいたそうです。だから、少しでも価値観が広げるためにと早稲田大学に進学します。
しかし、進学してから気付くのは、「なんで国内の大学を選んだのだろう。」「価値観広げるんだったら、海外の大学にも目を向ければ良かった。」ということ。そこで、大学1年の終わりから留学をします。
留学先のインターンシップ (1:38~)
留学してもなお、「自分がみつからない」という悩みに直面していた信澤さん。もう一度自分の環境を振り返ってみると、高校だけでなくサークル・学生団体・留学という大学生活においても、同じような価値観の人と一緒にいてしまっていると気づきます。
自分はまだまだ学生という枠の中から超えられていない!
そう思った信澤さんは、現地でインターンシップを始めます。
- 働く環境がキラキラしていても、慣れて仕事が作業化していくと面白くない
- 取り組む仕事の先にある「価値」に納得していないと“意志を持って働く”にならない
この2つをインターンを通して学んだ信澤さんは、新卒時代は「人と組織を活性化する」というテーマのもと社会に出ていきます。
現在のマイテーマとそれを見出すために重要なこと(3:23~)
信澤さんの現在のマイテーマは「幸福に溢れる社会を創るには?」です。
このマイテーマは、自分一人では見出せなかったと言う信澤さん。
色んな仲間や組織や社会とたくさん触れ合ったからこそ、自分のテーマができてきたそうです。
自分のことを知るのはとっても難しい。でも、自分以外のことを知ったときに、初めてそこに違いが見えたり、好きとか嫌いとかの感情が芽生えたりする。少し遠回りのようでも、社会や自分以外のものを知ることが、自分に近づくための一番の近道なのかもしれませんね。
ハタチ世代に送る4つのメッセージ (4:26~)
1. THINK DIFFERENT
人との「違い」を恐れないでほしい。自分の個性にちゃんと目を向けて認めることがマイテーマ探しの入り口となる。
2. LOVE HOPE HONESTY
「自分を応援してあげ、希望を持ち、自分に誠実でいる。」信澤さんが行動理念のように大事にしている言葉です。
3. THINK AND GROW RICH
日本語訳すると「思考は現実化する」という言葉。やり続けることが道を切り開くポイント。
4. LIVE YOUR LIFE
自分でデザインしながら、自分の人生を楽しんでいこう。
ハタチのトビラ編集部より
就活の時期になると、多くの人がはまってしまう自己分析の沼。
自分の過去を振り返れば振り返るほど、どんどん自分のことが分からなくなってしまう人が続出します。そんなときは、信澤さんが教えてくれたように、自分以外のものに目を向けてみてはいかがでしょうか?
そこで生まれる「好き」「嫌い」「面白い」「楽しい」の感情が、自分の価値観を探る大きなヒントになります。
ハタチのトビラでは、各仕事現場に密着したジョブシャドウイング動画もアップしています。そんな動画も見ながら、ぜひ自分の感情の動きに注目してみてください!