高精度なだけじゃない、モノづくりを追求する。
「得意を活かして働く」「自分らしく働く」そうは思っても、そもそも世の中にどんな仕事があるのか、将来の選択肢を知らないと視野を広げることはできません。
ハタチのトビラでは、様々な社会人の働く姿をジョブシャドウイング(職業体験)として動画にまとめています。密着させていただいたのは、シチズン株式会社で開発部に勤める高橋洋輔さん。
後編の今回は、精度を高めるだけではない、工作機械の研究現場に密着しました。(前編はこちら、中編はこちら)
「価値ある技術って何?」「研究開発のやりがいって?」
働く現場に触れ、自分のこれからについて考えてみましょう。
※この動画は、2019年10月に撮影されたものです。
動画視聴のポイント
- 「そもそも研究開発って?」
- 「AIを使ってよりよい技術を生み出すには?」
- 「成果が出なくて悔しいときは?」
未来のモノづくりを支えている現場の、知られざる努力に迫ります。
研究開発って何するの?(0:32~)
マイテーマ「価値ある技術とは何か?」を掲げる高橋さん。
近年、革新的に進歩してきた機械技術ですが、人間の感覚を超えるのが難しいこともあります。
「高橋さんの研究テーマは?」「きさげ加工って?」
最先端の技術を研究する第一線の秘密を探ります!
ミーティングを見学(4:25~)
実験の様子を見学した後は、定例ミーティングに潜入。
高橋さんたちは毎週、研究の進捗報告を行っているそうです。
「AIを使って実現させたいことは?」
ミーティングの雰囲気にも注目してみましょう。
一日の振り返り(6:10~)
密着を終え、最後に高橋さんと一日の振り返り。
実際の仕事現場に潜入し、学生も手応えを感じたようです。
「本社での仕事との違いは?」「成果が出ず悔しいときは?」
諦めずに一つのことを追求してみる。そのひと踏ん張りが、きっと大きな発見につながるんでしょうね。
ハタチのトビラ編集部より
何事にも失敗はつきもの。最初から完璧なんてありえません。努力が実らなかったり、認めてもらえなかったり。その瞬間は「もう諦めたい」と思ってしまうこともありますよね。
しかし、最後に高橋さんがおっしゃっていたように、大切なのは「失敗しないこと」ではなく、「失敗をどう活かすか」なのです。たとえ成果が出なくても、自分の中で蓄積された努力の過程が無くなることはありません。
何事にも「無駄」なんてない。失敗を恐れずに、目の前のことに全力で取り組んでみましょう。